塗装

缶スプレー塗装のコツ1

 
・塗装にチャレンジしたい!
・プロに出すお金は無い(^o^)
・缶スプレーで手軽に塗りたい!

・出来ればそこそこキレイに塗りたい!
・エアブラシに勝てないのは分かってる…

けど缶スプレーで塗りたい!

というあなたのための記事です!

 

※DIY精神に魅入られた人の記事です

 参考にする際は自己責任でお願いします。

 

目次

塗装条件

 
多少面倒ですが、気にしたほうが良いです。
この範囲内であれば、きちんと塗装できますよ!
 

適正塗装条件:
 天候:晴れ~曇り(雨雲が無い程度に)
 気温:10~30℃
 湿度:45~65%

   風:無風~微風

 
そして、これが今回塗装した時の条件です。
 
今回の塗装条件:
 天候:晴れ
 気温:24℃
 湿度:53%

  風:微風(そよ風程度

 

塗色:スターライトブラックパール
部品:リアスポイラー(リアウィング)

 

※塗装に気象条件はかなり重要なので
 できれば温湿度計が手元にあった方がいいです。
 
 なぜなら、気象条件によってスプレー缶の距離と
 乾燥時間を変える必要があるからです。
 
・スプレー缶と塗装する物の距離ですが
基本は10cm~15cmが目安です。
 
 
念のため、要らない金属板などがあれば
本番前に
練習してみましょう!

 

※慣れない内は遠目に吹くと間違いありません

ただ極端に遠すぎると塗装面がザラつきますし
近すぎると塗料がタレます。

タレた場合は2時間程乾かしてから
耐水ペーパーで削ります。

コツを掴んできたら少し近くでチャレンジです。

感覚的な話になりますが
条件によって次のように

缶スプレーと塗装物の距離を変えています。

慣れてきたら意識しましょう!

暑くて湿度が低めの場合

 スプレー缶と塗装物との距離→少し短めです

 乾燥時間は短くなります。

暑くて湿度が高めの場合

 スプレー缶と塗装物の距離→特に変えません

 乾燥時間は平均的です。

寒くて湿度が低めの場合

 スプレー缶と塗装物の距離→少し長めです

 乾燥時間は少し長くなります。

 

寒くて湿度が高めの場合

 スプレー缶と塗装物との距離→長めです
 乾燥時間は長くなります。
 ※場合によっては塗装自体しないこともあります

 

 

用意するもの

 

マスク

※有機溶剤を吸いすぎると頭が痛くなり
最悪、脳に後遺症が残ります。

絶対に用意してください。

プラサフ(下地塗料)

色を塗る前に塗る塗料です。
金属やプラスチックにそのまま色を塗っても
すぐ剥がれてしまいますが
プラサフを吹くことでそれを防げます。

 

アクリルラッカー塗料缶スプレー(色塗料)

初めての塗装で自信がない場合は『ソフト99』の塗料がオススメです。
ツヤをしっかり出したい場合は『ホルツ』の塗料をオススメします。

 
 

ボカシ剤

スプレーダストを溶かして、塗装面がザラザラになるのを防ぎ
部分塗装の場合は周囲との色の違いをボカシます。
ボカシ剤はキレイに仕上げる為にどうしても必要です。

 
 

クリア(透明塗料)

※アクリルラッカークリア・2液ウレタンクリア両方あるのが理想です。

 
 

補足:塗料の違いについて

 
 

アクリルラッカー塗料

1本1,000円前後で手に入ります。
しかし紫外線やガソリンに弱く
塗膜も乾燥すると薄くなり…

 要は、あまり長持ちしません

※といっても青空駐車じゃなければ
7~8年は持つと言われています。

 
 

2液ウレタン塗料:

2液塗料とも言われ
1本2,000円前後します。
値段はしますが紫外線やガソリンに強く
塗膜は乾燥しても厚いので

 かなり長持ちします。

※基本手に入るのはウレタンクリアだけです。
2液ウレタン色塗料はプロの塗料ですので、
塗装屋さんに頼まないと入手出来ません(汗)

 
よって
 
安く仕上げるには:
 ・プラサフ
 アクリルラッカー色塗料
 アクリルラッカークリア塗料
 
キレイに仕上げるには:

 ・プラサフ
 アクリルラッカー色塗料
 アクリルラッカークリア塗料
 2液ウレタンクリア塗料

 
 
を揃えると良いです。
 
 
※白系色の場合はアクリルクリアだけだと
黄色く変色するので避けたほうが無難ですね。
 
 
 

耐水ペーパー(400・1000・1500・2000)


 塗装面を水研ぎして粗を取る時に使います。

 
 

コンパウンド(キズ消し・超鏡面・艶出し)

 塗装面を整えて平滑にする時使います。

 
 

サンディングブロック(ペーパーを巻きつけて使う)


 手でペーパーがけ出来なくは無いんですが
 力を均等に入れることが難しいので
 塗装面が波打つ原因になります。
 なので必ず用意しましょう!

ピンセット

 塗装面にホコリや虫が付いてしまった場合に使います。

 

気をつけること

地味に苦労したポイントです

最初、私は守れませんでした。
あなたは守れますか?

①ミスしてもすぐに触らない

 塗装中に虫やホコリが付いたりします。
 その時はすぐに触らず、必ず乾燥させてから取り除きましょう

 (焦って触り大変なことになりました)

②塗装はながら作業

 塗装だけに集中すると、乾燥時間が退屈に感じます。
   乾燥中はゲームでもしながら、気長に待ちましょう!

 (ここで待てずに沢山失敗しました)

長くなってしまったので、今回はこの辺で!

次回からは実際の塗装に入ります!→「缶スプレー塗装のコツ2

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めびうす
"もやもや"が"スッキリ"に変わる! あなたに変わり調べごと! そんな情報を発信している「めびうす」といいます。 まだまだ至らぬ所はありますが、精一杯がんばりますので よろしくおねがいします!

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