塗装

塗装におけるツヤの出し方

  • ツヤツヤの塗装面を手に入れたい!
  • どうやってツヤが出るんだ?
  • なんでツヤが出ない?
  • 極上のツヤを手に入れる極意とは?

 

あなたのその疑問にお答えする為の記事です!

 

目次

1.ツヤは何故出るの?

 
理屈が分かればプロじゃなくても
ツヤツヤに出来るんじゃないか?
しかも缶スプレーで(大真面目)
 
 
まずはなんでも良いので部品に水をかけてみてください
水で濡れている間は自分の顔が綺麗に映りますよね。
それは何故なのでしょうか?
 
 

2.なんで水面はツヤツヤなのか?

 
濡れている所をよく見てみると
 水面=水面が平ら+ある程度の厚み
ということが分かります。
 
 
これをクリア塗装に置き換えると
 
 
平ら=光を綺麗に反射する→鏡面
厚み=塗膜が厚い→素材保護
といった感じになります。
 
 
イメージとしては少し厚めの鏡ですね。
もしその状態に出来れば
ツヤツヤの塗装面が出来上がるはず。
 
 
 じゃあパッと塗装しただけでは
何故ツヤが簡単に出ないのでしょうか?
 
 

3.ツヤが出ない最大の理由

ツヤが出ない最大の理由は
塗装面が手では分からない程度に凸凹していて
そのわずかな凹凸が光を乱反射させるからです。
 
 
反射した光の方向がキレイに揃わず
私達の目に入る光はメチャクチャです。
 
その結果、映る像がボヤけてツヤツヤにならないのです。
ではどうしたらツヤツヤに出来るのでしょう?
 

4.ツヤツヤにする極意は?

 

1.クリアを超厚塗りする

 
基本はウレタンクリアでやりますが
アクリルクリアでも出来ます。
でもオススメはしません。
 
 
 
ウレタンと比べて塗膜が薄いので
何回も塗らなければならず
かかる費用でウレタンクリアが買えます。
 
 
 
紫外線にも弱いので日差しに晒すことが多いと
黄ばみ等も出てきますしね…。
ホワイト系の方は注意です!
 
(色塗装までの手順は、こちらで解説してます!)
缶スプレー塗装のコツ1
 
 
塗装直後の色塗料を保護するために
アクリルクリアを下塗りして

ウレタンクリアで仕上げるのは良いと思います。

 

※アクリルクリアを塗った後は
乾燥させてからウレタンクリアを塗りましょう。
 
 
アクリルクリアだけで厚塗りするのは
お金も時間も手間ももったいないです。
 
 
補足ですが、厚塗りといっても
一気に塗っちゃダメですからね?

2.ウレタンクリアで塗装

 
なのでウレタンクリアを買って塗装します。
ウレタンクリアなら塗膜が厚く頑丈なので
多少研磨しても大丈夫です。
 
 
※もちろん研磨する分も考慮して塗装をしてくださいね。
 
 
 手作業で研磨する時は、円を描かず
タテ・ヨコに手を動かすことで
仕上がった時の線キズが少なくなりますよ。
 

3.表面を研磨して超鏡面に

研磨する時は
  1. 耐水ペーパーの1000番で水研ぎします
  2. 中性洗剤でよく洗います
  3. 耐水ペーパーの2000番で水研ぎします。
  4. よく洗います
  5. キズ消しコンパウンドで研磨します(結構大変です)
  6. よく洗います
  7. 超鏡面コンパウンドで研磨します
  8. よく洗います
  9. 艶出しコンパウンドで仕上げます
 
この時面倒くさがって
目の細かいコンパウンドからはじめると
凹んでる部分を削ってしまい
最悪の場合下地が出る可能性があります。
 
 
もしそうなったらクリアの塗り直しです…。
なので研磨する時は必ず番手の荒いものから
やっていきましょう!
 
 
ウレタンクリアを厚塗りしてから
表面をキレイに研磨すると
新車並みのツヤが手に入るので
がんばってくださいね(・∀・)
 
 
記事はお役に立てましたか?
もし気になることや
知りたいことなどありましたら
気軽にコメント投稿頂ければ
お答えしていきます!
ABOUT ME
めびうす
"もやもや"が"スッキリ"に変わる! あなたに変わり調べごと! そんな情報を発信している「めびうす」といいます。 まだまだ至らぬ所はありますが、精一杯がんばりますので よろしくおねがいします!

Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/scarletmbs/mobius-1945.com/public_html/wp-content/themes/jin/cta.php on line 8

Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/scarletmbs/mobius-1945.com/public_html/wp-content/themes/jin/cta.php on line 9

POSTED COMMENT

  1. ゆうた より:

    こんばんは
    車のルーフ塗装が剥げ先月、DIYにて
    塗装しました、
    下地処理がダメで塗装してムラが出てしまい
    その後はそのまましてました

    その時貴殿の投稿を見て
    ペーパーで水研ぎコンパウンドと試しました?
    まだ全面はやってないですが、1部のみ施行しました
    思ったより
    ツヤがでて綺麗になってます。
    後は手作業大変ですが頑張ります。

    作業後クリア塗布予定です。

    • めびうす より:

      こんばんわ、ゆうたさん(^o^)
      コメントありがとうございます!

      下地処理は大変ですよね。。
      わたしも、失敗した時どうしよう…ってなったので
      お気持ち分かりますよ!

      ツヤを出すための手作業は大変ですけど、ファイトです
      クリア塗布を終えて、生まれ変わった愛車の姿が今から楽しみですね(・∀・)

  2. ninnja400r より:

    貴重な情報をありがとうございます。
    私は現在、バイクのカウルを塗装中ですが、水性スプレーを使用しました。この時も上塗りはアクリルクリアーが使えますか?
    また、クリアーの前に研磨は必要ですか? 一部にざらつきがあります。

    ご指導いただけたらありがたいです。

    • めびうす より:

      こんばんは(^o^)
      コメントありがとうございます!

      まずは「カウルに水性スプレーを塗ったのだけど、
      上塗りにアクリルクリアーを使えるか?」という質問ですね。

      結論から言うと、使えません。。

      理由としては、アクリル溶剤が水性塗料を溶かすことがあるためです。
      もしそうなったら、塗装がぐちゃぐちゃになります・・・。

      なので、水性塗料には水性クリアスプレーを使うと良いですよ!

      次に「クリアー前に研磨は必要か?」についてですが

      結構ザラついてるなら、研磨をオススメします。
      ただその際は、ザラついた部分だけじゃなく、周辺もある程度研磨するとバランス良くなりますよ!

      以上になりますが、お役に立てたら嬉しいです。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください