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漫画村問題の本質

目次

はじめに

 

こんにちは、めびうすです。

今、漫画業界では漫画村というサイトが

すごく話題になっていますね。

 

著作権の問題があるのは元より、

作家さんの利益が漫画村に流れてしまうので

漫画業界では問題になっています。

 

漫画村は10代~20代前半位の人たちを中心に利用者が多く、

読者モラルの低下を主な原因とし、いかに規制していくか

という方向で社会は動いています。

 

が!

 

何が起きているのか?

 

交通事故に例えると、過失割合が10対0みたいな話なんで

そんなことはめったにない。

 

そこで

漫画を描いて売る。というこれまでの常識が揺らいでいる

のではないか?というのが直感したこと

 

これまでの常識だと

 

漫画を描く

漫画を売る

漫画を買う

 

というのが基本的な流れでしたが

今回、「漫画を買う」ところに問題が起きてますよね。

 

(まぁ深掘りしていくと違うところに問題があるのですが

それは後で言及します)

 

 

変わる消費者環境

 

まず1つ考えられるのが

消費者の環境の変化です。

 

漫画村に入り浸る彼らが育った時代は

私達が育った時代とは違って

アニメ・漫画・ゲーム…etc

などなど、無料で遊べるものが沢山あり

それが普通の時代でした。

 

そうなると、潜在意識上では

無料で何かを消費することに対して罪悪感がありません。

 

だから彼らの感覚としては

 

無料で遊べるもので遊び、

遊びたいけど無料じゃ遊べない…

ならお金を払って遊ぶ!

 

という感覚なのです。

 

(TVの取材等ではセンセーショナルな部分だけ取り上げられるので

そんな感じは微塵もしませんが、実際はそうです)

 

 

そんな中売れているモノ

 

 

てなわけで、一方そんな事情はお構いなしに

バンバン売れてるタイトルもあるわけです。

じゃあ、なんでそういう作品は売れてるのか?

 

「なぜ、あいつらは漫画を買わないのか?」

というとこに目を向けるよりも

 

なぜ、そんな中売れる漫画があるのだろうか?

そっちに目を向けたほうが、このどうしょーもない

泥沼から抜け出せると思います。

(そこには必ずヒントがあるので)

 

 

(売れてるモノを研究しよう)

 

 

漫画村に入り浸る彼らに

一生懸命モラルを説いても、むしろ逆効果です。

 

SNSを初め、私達の世代にしてみれば

アニメ・漫画・ゲーム・SNS 等はフロンティアでした

(物珍しく価値があり、だからこそ必要ならお金を払ったわけです)

 

ですが彼らにしてみれば、

それらは当たり前にあるものです。

(別に物珍しくない)

 

背景にある若者の考え方

 

もう当たり前にあるもので

無料で使えるなら、無料で使う。

どうしても使いたいけど

有料なら、お金を払って使う。

 

(もちろん、なんでも無料で済まそうとする人も

少数居ますが、全体で見たらほんの一部です)

 

ということです。

 

じゃあ、そんな彼らに

「どうやったら、お金を払ってもらえるのか?」

 

ということについて、考えていきたいのですが

今回はこの辺で!

(次回はもっと深い所まで解説します!)

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

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めびうす
"もやもや"が"スッキリ"に変わる! あなたに変わり調べごと! そんな情報を発信している「めびうす」といいます。 まだまだ至らぬ所はありますが、精一杯がんばりますので よろしくおねがいします!

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